
コノセルでは、バックグラウンドもさまざまな新入社員の皆さんが、コノ塾教室長としてのスキルと心構えを身につけられるよう、充実した研修プログラムを用意しています。
本記事では2024年6月に行われた3日間の集合型研修に密着しながら、研修官を務める吉田さん(写真左)、高さん(写真中央)、飯島さん(写真右)にお話を伺い、そこに込めた思いに迫りました。
入社後の研修概要
コノセルの新入社員研修は、座学研修、実践研修、フォローアップ研修の三本柱で構成されています。入社後3日間にわたって行われる集合型研修において、座学と実践を通して、まずは「知っている」「やったことがある」という状態を目指します。
各部署のマネージャーが研修に参加し、業務内容や業務のやり方だけでなく、それぞれの仕事に込める思いも含めて共有します。
しかしやはりコノ塾で学ぶ生徒たちと同じように、「やったことがある」ことと、「自分でできる」の間には大きな溝があることは間違いありません。そこで集合型研修修了後は、フォローアップ研修として開校済みの教室に配属され、約1か月にわたって教室長のもとで業務を学び、実践を繰り返す中で、「自分でできる」状態を目指します。
本記事では入社後3日間にわたって行われる集合型研修の様子をお伝えしてまいります。
1日目:コノセルの原点と現在、そして目指すべき方向を知る
自己紹介

全社の目標共有

教室運営チームの目標共有

2日目:地域に根付く教室を目指す集客活動の肝を体得
写真撮影

座学

実践

研修官でありマーケティングマネージャーを務める髙さんにお話を伺いました。

集合型研修を通して、新入社員に身につけてほしい考え方や心構えを教えてください。
高:顧客や社会中心の考え方を大事にしています。集客活動は事業を成長させる、売上を出すために非常に重要です。しかし、そのために生徒・保護者の方のニーズを聞かずに無理矢理に入会してもらっては意味がありません。数字や目標が明確な集客活動だからこそ、「目の前の一人ひとりのことを考え抜けているか?」といった考えをしてほしいなと思っています。
その目的達成のために、研修を担当する上でどのような工夫をされていますか?
高:これは集客にかかわらずコノセル全体で言えることなのですが、座学と並行し、実践を行いながら進めていくようにしています。僕自身も経験はあるのですが、いざ自分でやってみるとなると、急に不安になる。あるいは、「あれ、これってどうするんだろう?」と座学の時には気にならなかった細かい点が気になってくることは多々あるかと思います。
会社として「後はやってみてね」ではなく、一人ひとりの得意も苦手も理解して、実践を通してスキルを身につけ、自信を持てるようサポートしていくことを心がけています。
3日目:コノ塾での学習体験の「こだわり」を体感
座学

授業受講

授業実践

研修官であり教務マネージャーを務める吉田さんにお話を伺いました。

集合型研修を通して、新入社員に身につけてほしい考え方や心構えを教えてください。
吉田:生徒さんや保護者の方の中には、テクノロジーを活用した学習スタイルよりも、従来通りの「人」に直接教わる方が安心だったり成果がでるのでは?と直感的に思う方もいらっしゃいます。
しかし、コノ塾での学習スタイルは、「テクノロジーか人か」ではなく、「テクノロジーと人の融合」にこそ強みがあり、プロダクトが担う部分と、人が介在してサポートする部分を筋よく棲み分けることで、良い学習体験を提供しています。
まずはこの「融合」や「棲み分け」が実際どのような形で学習体験に落とし込まれているのかを、ご自身の肌で、鉛筆を持って実感いただきたいと思っています。
実感を持てたらば、今後教室長としてサービスを提供する主役になるにあたって、コノ塾の学習体験のこだわりを、ご自身の言葉で語れるようになるためのトレーニングに入ります。
均一で質の高い授業を届けるために、アプリケーション、コンテンツ、そしてそれらを最大限活かすオペレーションを一貫して設計し、試行錯誤を繰り返して磨いてきています。ただマニュアルを理解することにとどまらず、「なぜこのような設計になっているのか?」といった背景や理由に着目することで、よりご自身の納得度を高め、自信を持って生徒・保護者に届けられるようになることを心がけていただきたいと思っています。
その目的達成のために、研修を担当する上でどのような工夫をされていますか?
吉田:研修とはいえ座学で理論や知識を学んで終わるのではなく、実際に生徒の学習体験を体感してもらいます。
具体的には、生徒と同じようにアプリやテキストを使って授業を受けてもらったり、立場を変えて自ら講師役となって授業運営をしたりします。これにより、生徒や講師が日々の授業の中でどのような動きをすれば良いのか、また学習体験上のどこで躓く可能性があるかを実感してもらうことを重視しています。
また、レクチャーのゴールは「明日教室で実践できる」ことだと考え、新入社員の方々が研修後すぐに現場で役立てられるように、具体的で実践的なスキルを身につけることを目指しています。そのために具体的な指導方法や授業運営のコツを、さまざまなシミュレーションを通じて学びます。
研修運営者の想い
研修の全体統括を担う飯島さんにお話を伺いました。

集合型研修において、特に重視していることは何ですか?
飯島:集合型研修においてもっとも重視しているのは、新入社員の皆さんが、今後一緒に働いていく仲間との関係性を築くことです。
教室に配属されると、正社員としては一人で仕事をすることが多くなります。オンラインでのコミュニケーションが中心となり、直接顔を合わせて働く機会はどうしても減ってしまいます。
だからこそ、集合型研修の場を活用して、スーパーバイザーや同期の仲間と直接接し、深い関係性を築いてほしいと考えています。研修中に育まれたつながりは、今後安心して働いていく上での土台になるはずです。
この会社に自分の居場所があり、困ったときに相談できる仲間がいる。そうした安心感を実感してもらうことが、集合型研修の大きな目的の1つなのです。
業務は一筋縄ではいかないことも多いからこそ、安心できる環境で、みんなで助け合いながら成長していってほしいと願っています。
コノセルにおける社員間の関係性で特徴的な点はどんなところにあると思いますか?
飯島:特徴的なのは役職が「上下関係」を表すのではなく、あくまで「役割」を示すものだという点です。
社歴や年次、過去の経験などにかかわらず、全員がフラットな関係性の中で協働していくのがコノセルの文化なのです。
しかし、これは一般の会社や職場からすると非常に異質な考え方かもしれません。多くの組織では、役職が上下関係を意味することが当たり前だからです。
だからこそ、新入社員の皆さんには、このフラットな文化に慣れることを最初の課題として乗り越えてほしいと思います。顧客や社会に価値をもたらすためには、肩書きや過去の実績ではなく、一人ひとりの考えが何より重要なのだということを、実際のコミュニケーションを通じて理解してもらえれば嬉しいですね。
研修プログラムを設計・改善する上で、どのような工夫をされていますか?
飯島:実は4月の研修では、いきなり田辺さん(CEO)のプレゼンから始めたのですが、その時は空気が重く、硬い雰囲気になってしまいました。周囲との関係性がない中では聞きたいことも聞けない状況だったのです。
また、塾業界経験者と未経験者の間で、少し距離を感じる場面もありました。
未経験者の方が発言する際に、「僕は塾業界に詳しくないんですが……」といった枕詞をつけることが多かったのです。しかしこれは私たちが望んでいる空間ではありません。多種多様な考えが許容される世界を目指しているからです。
そこで、6月の研修では自己紹介を必ず最初に行うように変更しました。
お互いのバックグラウンドの違いを共有し、それを尊重し合う雰囲気を作ることを重視したのです。その結果、田辺さんのお話を聞く姿勢も、緊張感から期待感へと変化したように感じました。多様性を認め合い、学び合う土壌ができつつあると手応えを感じています。
集合型研修において、新入社員に身につけてほしい心構えを教えてください。
飯島:研修では「教室運営における理想的な状態」をインプットします。しかし、実際に教室に配属されると、その理想と現実のギャップに直面することも少なくないと思います。
そんなギャップに直面した時にどのようなマインドセットで向き合うべきか、それこそが研修で学んでほしいことの本質だと考えています。
理想と現実のギャップは確かに課題ではあります。
しかし、課題は挙げればキリがありません。リソースも限られているスタートアップだからこそ、インパクトの大きい課題から着手することが求められるのです。
もし自分が提起した課題がすぐに解決されなくとも、それは考えが尊重されていないわけではありません。組織として課題を解決する順番として、優先度が上がっていないだけなのです。
だからこそ、課題を感じた時には、「どうせ変わらない」と諦めるのではなく、しっかりと声に出してほしいと思っています。同じ課題感を抱える仲間が必ず受け止めてくれます。
その上で、組織全体として今取り組もうとしている課題にも敏感になり、その解決に向けて全力でコミットする、そんな当事者意識を持つ人材に成長してほしいと願っています。
研修担当者として、新入社員の成長を支援することにどんなやりがいを感じていますか?
飯島:研修は入社者のその後の長期的成長を支える土台を作る上で、非常に重要な領域だと考えています。一方でその研修の成果は、従業員満足度や離職率のような一般的な人事 KPI では表現しきれない、定量化が難しい領域だと感じており、だからこそそこに挑戦し続けることにやりがいを感じています。
人がやりがいを持って働いているということが、どのような数字に現れるのか。それを考え抜くことが私の使命だと思っています。
現時点での仮説としては、各メンバーの Will(やりたいこと)が、仕事を通してどれだけ実現されているか、またその実現のために Can(できること)がどれだけ広がっているかが重要だと考えています。
しかし、メンバーと対話する中で、 Will が Must(やらなければならないこと)になっている人が多いことに気づかされます。「生徒を増やして教室を大きくしたい」というような Will をよく聴きますが、本当にそれが心から実現したい Will なのかということを問うています。
新入社員の皆さんについても、「なぜ転職したのか」というところに、その人の剥き出しの Will が表れているはずです。その Will を引き出し、生徒たちと同じように、入社者の皆さんにも成功体験を積んでもらえるよう伴走すること。それこそが、研修担当者としてのやりがいです。
入社を検討している方に向けて、研修担当者としてのメッセージをお願いします。
まず、すでに教育業界に携わっておられる方に向けてお伝えします。
私たちのミッションは、定性的で分岐の多い「教育」という領域に「科学」のアプローチを取り入れ、誰もが一生モノの成功体験を掴む再現性を高めていくことです。
ただ、正直に言えば、この2つの要素は本来噛み合わせが悪く、非常に難しい課題だと認識しています。しかし、だからこそ、そこに挑戦する面白さがあるのだと私は考えています。
過去に他の場所で挑戦した時には「これは無理だ」と思ったこともあるかもしれません。コノセルならば、そんな大胆なチャレンジができる仲間や環境が整っているのです。もし、ご自身が教育という社会の根幹に関わる領域で、本質的な変革に挑戦してみたいと思うのなら、ぜひコノセルの門を叩いてください。
次に教育業界に携わってこられなかった方に向けてお伝えします。
コノセルで働くにあたって、過去に教育事業に携わっていないことが不利だと考える必要はまったくありません。むしろ、これまで別の業界で学んだ大切なことこそが、教育の革新には必要不可欠です。ゼロベースで教育のあり方を問い直す、そんな姿勢を大切にしてほしいのです。
「皆さんの多様なバックグラウンドこそが、教育イノベーションの源泉になる」
そう信じて、私は研修担当者として、一人ひとりの成長に全力で向き合っています。新しい教育の当たり前を、一緒に切り拓いていきましょう。
コノセルには同業である学習塾業界出身者もいれば、学校教員出身者、はたまた、まったくの異業種出身者も多数活躍しています。多様なバックグラウンドを持つ社員が集まるからこそ生まれる価値を創出するため、充実した研修プログラムを用意しています。
ぜひコノセルで新たなキャリアをスタートさせてみませんか。
生徒に一生モノの成功体験を届けながら、ご自身も熱い仲間たちと成長できる機会がきっとここにはあります。