業界20年の経験を活かす新天地大手からスタートアップへの挑戦

コノ塾 本厚木校 教室長
山中 誠さん塾経験者

※インタビュー当時(2024年)と所属・役割などが変わっている場合があります

スタートアップというと若手ばかりの組織と思い込みがちですが、コノセルでは教育業界で長く活躍してこられた方に、新たなチャレンジの場として選んでいただけるケースが増えてきております。
本記事では、ある一人のベテラン塾経験者がいかにしてコノセルに飛び込むに至ったのか、そしてその入社前後の心境の変化に迫ります。

人の心理への興味から始まった教育業界20年のキャリア

まずは自己紹介をお願いします。

山中誠と申します。
2024年9月にコノセルに入社して2か月が経とうとしています。
既存教室での研修を終え、新規開校となる本厚木校の教室長を務めております。

山中さんのこれまでのキャリアについて教えていただけますか。

新卒では映像授業を使った大手大学受験予備校に入社し、そこで3年間勤務しました。その後、神奈川県内の大手集団塾で15年間、講師職や運営責任者を務めました。その後前職にあたる大手学習塾で1年半教室長を務めたのちにコノセルに入社しました。

もともと教育業界を志したきっかけは何だったのでしょうか。

もともと大学で学んでいたのが心理学でした。どうしてそういう行動を人がとるのか?というところに興味があったのだと思います。そんな学びもあって教育業界を志すようになりました。

コノセルとの運命的な出会い

今回転職をお考えだった背景を教えてください。

転職を考えていた背景としては、前職のビジネスモデルに限界を感じていたということがあります。

「教室長が一人いて授業はアルバイト講師で回していく」という一般的な運営のモデルではありましたが、とくに夏期講習などの講習時期に心苦しい思いをしていました。授業が増える分だけ先生の数も増やさなければいけなかったので、あまり経験のない人でもとりあえずコマを埋める形で先生を充てがうしかなく……

いただいている授業料に対して価値を返せている実感がまったくなく、むしろ申し訳ないと思ってしまうくらいでした。

コノセルとの出会いは何でしたか?

実は前職に移るタイミングでも、転職エージェントの方からコノセルの求人を紹介いただいていたんです。しかしその時はもうすでに前職の内定が出ていて承諾もしてしまった後だったので「すごく面白そうだな」と思ったんですが、いったんその時はご縁はない形で終わっていました。

前職で悩みながらも働いていたある日、コノセルからスカウトメールが届いて再び意識するようになりました。さらにはちょうどそのタイミングで、たまたま見ていた夜のフジテレビのニュースでコノセルが特集されていて「これはもう受けるしかない」と思ったんです。

運命的なタイミングだったんですね。そうはいっても大企業からスタートアップへの転職ということで、不安はありませんでしたか?

私個人の場合はあまり不安はありませんでした。
この業界に長く勤める中で、そもそも「これからもずっと成長していくとか安定していくことってほとんどないんじゃないかな」と感じていたからです。

とくに、前職は大きい会社でしたが会社の空気感としては閉塞感がありました。
大きい会社だからといってこの先も繁栄し続けるような甘い話ではないとわかっていました。

ご家族とはどのようなやり取りがありましたか?

応募する時に妻に相談しました。

その時は「結局どこ行っても同じなんじゃないの?」と、ちょっとネガティブなスタートではありました。

しかし明らかにワクワクしている私を見てか、妻も理解を示してくれるようになり、むしろ「大きい会社でばかり働いていたので、スタートアップで働く経験というのは意外とプラスになるんじゃないの」という風には言ってくれました。

それは心強かったですね。

ただ妻もホームページを見てくれていて「こんな元気そうな会社、あなたは採用されないんじゃない?」と言われていました(笑)

コノセルでの面接の印象はいかがでしたか?

こちらの回答に対して「具体的には?」「なぜですか?」といった質問が多く、とにかく深掘り深掘りだったと記憶しています。

表面的なエピソードトークに終始せず 「どうしてその行動をとったのか?」といった、行動の源泉のようなものを探っていただいたのかなという風に感じます。

「自分が中学生だったら通いたい」そう思えたことが入社の決め手

晴れて内定が出たわけですが、迷いはなかったですか?

ありませんでした。やはり「自分が中学生だったとしたらコノ塾に通ってみたいと思えた」のが一番大きな決め手でした。

自分が通いたいと思っている塾であれば入会面談も自信を持ってできると思えましたし、余計なストレスもなく仕事ができると思えました。

具体的にはどのような点が魅力的だったのでしょうか。

私が理想として描いていたことを、コノセルが実行していたのです。学習塾でよく言われているのが、英単語の暗記や練習問題については「そんなのは自分でできるから家でやっておいでよ」みたいな話ってすごく多いんですけど、それは勉強がすでにできる子に対してのアドバイスだなと思っていて。

暗記もそうですし、問題を解いたりする、そういう「めんどくさい作業こそ一緒に寄り添って、やり方を教えてあげる必要があるんじゃないかな」と思っていました。

コノセルの場合、インプットの部分は映像授業でかなりコンパクトにすることで塾の中で暗記や演習の時間をしっかり確保し、そこに人が介在できるというところはすごくいいなと思っていました。

「腹落ち」との出会い

入社後、ご自身よりも若いメンバーの多い組織に対する不安はありましたか?

そうですね。やっぱり年齢の不安は一番大きかったです。内定をいただく前はそもそも年齢を理由に書類すら通らないことも懸念しましたし、入社後も若手中心の組織に受け入れてもらえるのかという不安が一番大きかったです。

そんな中で、何が転機になりましたか?

最初の入社時研修ではじめて聞いた「腹落ち」という言葉が印象的でした。
研修官の飯島さんが「腹落ちしていないのであれば、その行動はしないでください」とおっしゃったのです。

最初は言葉の意味すらわからず、何となくのニュアンスで「納得」のことかなと思っていたのですが、「納得感のない行動はするな」とまで言い切るところがすごいなと感じました。

「腹落ち」という言葉が安心感につながったんですね。

そうですね。仕事をやっていれば、色々疑問に思うことや意義を疑うことって出てくると思うんですが、組織で「腹落ち」の大切さが共有されているからこそ、すぐに手を挙げて聞いていいと思えたので、すごく安心しました。

他に印象的なことはありましたか?

前々職時代の教え子がなんとコノセルで教室長として働いていたのです。
担当教室も近く、今では同じチームで切磋琢磨しています。当時の先生と生徒という関係ではなく、同僚であり同志として色々とアドバイスをもらっています。

学校へのチラシ配りも何度か一緒に行きましたが、移動中にした思い出話は最高に楽しかったです。
かつての教え子と同僚になり、新しい関係性の中でその成長を見られるというのは教育に携わる者としてこの上ない喜びです。

「教えすぎない」指導法への挑戦

デジタル教材を使った新しい学習スタイルに戸惑いはありましたか?

少し戸惑ったのは、いわゆる Teaching のスタンスです。生徒が正解できなかった時に教えすぎないというところは、集団指導での経験が長い私にとっては少し我慢をしなければいけないところで難しいと感じました

やっぱりその場で懇切丁寧に教えてあげた方が、生徒も「わかった!」という喜びから感謝してくれるので、教えている側としても気持ちはいいものなのですが、それはコノセルが目指しているものではないということも頭ではわかっていました。

その点については、どのように「腹落ち」されましたか?

その瞬間の双方の喜びではなくて「最後に目指する生徒の姿を意識すること」が納得できた要因だと思います。

コノ塾のテキストはよくできていて、テキストを見れば問題を解くために必要な知識や手順はきちんと書いてあります

だからこそ、また1から独自の解説をするのではなく、つまずいたときにはテキストに立ち返り「自分の力で内容を読み解いていく力をつけてあげた方が、最終的には生徒のためになる」ということを確信しました

その確信に至るまでに、周囲からの助言はありましたか?

入社後3日間の集合研修で頭では理解はしていたのですが、その後の OJT で研修先の教室長からアドバイスをもらえたことが大きかったです。

ある授業で私の解答解説が長くなってしまった時にお声がけいただいて、「どうして解説が長いのは望ましくないと思いますか?」という質問をいただいたので、そこでまたもう1回考えて気づくことができました

デジタル時代に輝くベテランの経験値

ご自身の経験を今後どのように活かしていこうと考えていますか?

生徒らに向き合いコミュニケーションをしっかり取ってきたという経験は、コノセルでも間違いなく活かせると思っています。

タブレットを用いた授業は、ただ動画を見せてそれで終了と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、コノセルではそれは違います。

何のためにタブレットも使っているかというと、それは生徒とリアルに接する時間をむしろ増やすためだと思います。だからこそ今まで生徒にしっかり向き合ってこられた方は、その経験がすごく活かせるんじゃないかなと思います。

集団塾から個別指導塾への変化もありますその点はいかがですか?

ここについても、集団指導の経験が生きると思っています。

コノ塾では同時に授業を受ける生徒の学年も科目も進度もバラバラなわけですが、だからこそ集団塾の先生ならではの、きちっと授業を締める意識・スキルが活きてくると思います。「今から始めるんだよ」とか「今は休み時間だよ」みたいな、メリハリをつけて空間を引っ張っていく力はむしろ集団塾以上に大事なのではないかと思っています。

今後の目標とベテラン経験者へのメッセージ

今後の目標を教えてください。

直近の目標としては、コノセルとしても初となる神奈川県入試対策において、これまでの経験を生かして皆さんに知見を還元していければと思っています。

1年後を見据えると、まずは任された自分の新規教室をしっかりと立ち上げたうえで、チームを率いる存在になりたいなと思っています。

転職を考えている、とくにベテラン経験者の方へアドバイスをお願いします。

私自身がそうでしたが、今の環境に満足していない方でも「教育業界は結局どこに行っても変わらない」と諦めている方も多いと思います。

しかし「コノセルはもうまるで違うな」と思います。
働き方に関しても、休日数や休憩時間の確保といった「ほぼほぼ業界の方たちが諦めているようなこと」はしっかり実現できる会社です。

生徒に対しては妥協なく価値を返せるプロダクトがあるので、それこそ今の会社で「腹落ち」していないところがある方は、ぜひコノセルに来ていただければ前向きに働けるんじゃないかなと思います。

今日は貴重なお話をありがとうございました!